11月の院内勉強会 by 安藤先生
糖尿病を治したかったら、歯周病を治そう
糖尿病と歯周病の深い関係!
百道浜にある国立医療センターの、糖尿病専門の西田亙(にしだわたる)先生セミナーを受けてきました。
歯周病になると、常に歯茎の歯周ポケットは、感染し、ただれた状態になります。サイトカインという物質がそれによって出てきて、インシュリンの働きをさまたげてしまうことが、糖尿病を悪化させる一つの原因でもあるそうです。
また、歯周病菌が妊婦さんの胎盤に流れていって、死産してしまったという事例も出されていました。
さらにさらに、認知症との関係も疑われているそうです。
歯周病は、歯を失うだけではなく、全身の健康もむしばむ可能性が高い病気なのです。